Blanc Noir Cinnamon

すべての猫好きのためのちょっと不思議な猫ブログ

オイルヒーター事件 1 午睡

その事件は2月20日の日中に起きた。

 

1 午睡

 

昼日中、弁当を食べてから、心地よい眠気に誘われた家人は寝室に向かい、

オイルヒーターのスイッチを入れ、ベッドに入った。

しばしの間、惰眠をむさぼっていた家人だが嫌な悪寒に襲われて目を覚ました。

「なんだか寒いな」

ミイラのようにぐるぐると布団を体に巻きつけ、上体だけを起こして辺りを見回した。

モゾモゾと布団から出した手を額にやるが熱はなさそうである。

ものぐさな家人が布団を巻き付けたままベッドから這い出てきて、布団を引きずりながら歩くその姿は、さながらミイラ怪人といったところである。

ぼんやりした頭で、オイルヒーターのスイッチに手を伸ばし、カチカチとONOFFを切り替えた時に異変に気が付いた。

「おかしいな」

「寝る前に付けておいたはずなのに」

スイッチを何度もカチカチしたり温度調節のダイヤルをグルグル回してみたりするがONにならない。

その時になってようやく事件が起きていることを察したのである。

故障か?まず家人が考えたのはそれである。

「そいつはまずいな」

 

オイルヒーターはエアコンなど他の暖房器具と違い、空気を乾燥させずに適温にしてくれる。それはまるで小春日和に、大きな樹の下で木漏れ日と小鳥のさえずりに包まれて、暖められたやわらかい草の上に横たわるような、なんとも心地よいものなのである。さらに安全性に優れ飼い猫や小さな子供にも優しい。

 

あせった家人は愛用のミイラ布団を床に脱ぎ捨て、「カチカチ」「カチカチ」と何度もスイッチを入れ直した。

しかしONのランプが点灯することはなく、側面もひんやりと冷たいままである。

家人は故障を確信し、がっかりして寝室を出ようとした。

そして発見した。

床にコンセントが抜けて落ちていたのである。

 

 

いったい犯人は誰なのか?

2につづく

 

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ミイラ猫の図(物語の内容とは関係ありません)



 

物語にでてきたオイルヒーターの紹介にゃ。

 

うちのはこちらにゃ。8畳から10畳用。

コンパクトで落ち着いたデザイン。

寝室にぴったりにゃ。

火傷防止の安全設計。24時間タイマー付き。(→ダイヤル式が気に入ってるにゃ)

 

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陽だまりのようにゃ

 

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こっちもいいにゃ。

シックで高級感のあるデザインにゃ。

10畳から13畳用。

●極上の暖かさを実現する次世代ヒーター
●細やかな自動温度調整機能で快適温度を一定キープ
素早く、ムラなく、心地よく。一気にお部屋を暖めます。
●人間の呼吸音よりも静かに運転。ゼロ・ノイズを実現。
●やわらか暖房
●就寝中の温度管理にも対応した、新しいプログラムタイマー

 

 

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トップハンガー付きのオイルヒーターにゃ。

 

他にもいろいろあるにゃ。

 

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お手ごろな価格だけと高品質にゃ。

 

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